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【投資】株式投資に向いている人・向かない人の特徴を紹介します

こんにちは,当サイトはポイ活や投資に関して,筆者がこれまでの経験を活かして紹介するサイトです.

株式投資は,将来の資産形成や資産運用の手段として魅力的な選択肢の一つですが,その向き・不向きは人によって異なります.

今回は,株式投資に興味を持っている方に向けて,株式投資に向いている人・向かない人の特徴をそれぞれ整理して紹介してきます.

株式投資に向いている人の特徴

株式投資に向いている人の特徴
  1. 株式投資のリスクを理解し,それを受け入れる姿勢
  2. 財務知識や市場の動向に関して一定の理解がある
  3. 長期的な資産形成を考えている
  4. 継続的な学習が好き

それでは一つ一つ解説して行きます.

株式投資のリスクを理解し,それを受け入れる姿勢

これから株式投資を始めようとしている人は,今現在の資産は預貯金がメインだと思います.

預貯金は銀行が経営破綻するなどの,よっぽどのことがない限り,元本(いわゆる元手となるお金のこと)が保証されています.

一方で,株式投資は元本が保証されるものではありません.

A社の株が今後上昇すると判断し1万円分購入しても,A社が経営破綻してしまえば,その株は無価値になってしまいます.

また,無価値にならなくても,株価は毎日目まぐるしい速度で動きます.価格の変動は大きく,価値が毎日1%前後推移するのは日常茶飯事です.

株式投資に向いている人は,そういった元本割れのリスクを理解し,受け入れる姿勢がある方です.

財務知識や市場の動向に関して一定の理解がある

株式投資に向いている人は,基本的な財務知識や市場の仕組みについて理解している人です.

株式投資は,企業の財務状況を分析し,その企業に投資する価値があるか判断する必要があります.

また,株の価値は市場全体の動向の影響を受けます.

例えば,金利が上昇する,金利が下落する,国のトップが変わる,戦争が勃発するなど,様々な要因で株の価値が変わります.

そういった,市場の動向に一定の理解がある人も株式投資には向いています.

長期的な資産形成を目指す

先ほどの図で,株式投資は比較的リスクが高く,リターンも高い投資であると説明しました.

しかし,株式投資は一朝一夕で高リターンを生み出してくれる訳ではありません(もちろん例外はありますが).

通常,株式投資は長期的に資産形成するものです.

市場の変動に左右されず,淡々と長期的に努力できる人は株式投資に向いています.

継続的な学習が好き

株式投資は日々企業の業績研究や,市場動向のチェックが欠かせません.

市場や企業に関する情報収集を楽しんだり,継続的に学び続けることが好きなかたが,株式投資に向いています.

株式投資に向かない人の特徴

株式投資に向かない人の特徴
  1. リスクに対する恐れが強い
  2. 感情的な投資をする傾向にある
  3. 財務知識や市場動向に関しての一定の理解が不十分
  4. 短期的な利益を求める

リスクに対する恐れが強い

前述の通り,株式投資は不確定要素が多く,価格の急変動が起こることがあります.

2019年のコロナ禍では,米国の株価指数である「S&P500指数」は20%を超えて下落しました.

当時,2020年2月19日から3月23日までの約1カ月で,S&P500指数はなんと33.9%下落しました.

こう言った突然の下落は株式相場には潜んでいて,このリスクに対して強い恐れを感じる人は,株式投資に向いていない場合があります.

感情的に投資判断をする傾向がある

市場の短期的な変動に対して感情的に反応してしまう人は,株式投資に向かないかもしれません.

どんな急変時も冷静な判断と対応が必要ですが,感情に左右されることが多い人には難しいかもしれません.

財務知識や市場理解が不十分

株式投資には企業分析や市場理解が必要ですが,それらへの理解が不十分な人は,現時点で株式投資は向いていないかもしれません.

企業分析の方法,株式チャートのみかた,市場指数をある程度理解してから始めるおと良いでしょう.

短期的な利益を求める傾向が強い

株式投資は長期的に利益を生み出していくものです.その為,長期的な視点が求められますが,短期的な利益を求めることが目的の人は,株式投資にあまり向かないかもしれません.

最後に

株式投資は個々人の性格や目標によって向き不向きがあります.

リスク管理や市場理解,長期的な視点を持つことが重要ですが,最終的には自身の特性や投資目標に合った方法で進めることが大切です.